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2015年10月28日(水)
続・わが子を英語ができるよに育てるには
前回の日記で、英語学習において「自動化訓練」が大切という記事を掲載しました。

私達も常々同じことを感じながらレッスンをしてきました。
本当は、日常生活の中の、家庭や学校など子供達のコミュニティー全般で、普通に英語が飛び交う環境の中に身を置くことが一番早道だということは、皆さんもご存じかと思います。
だからといって、その様な環境に身をおかなければバイリンガルにはならないか、、、というと、全くそんなことはありません。

私が某外資系銀行でOLをしていた頃、まわりには沢山の帰国子女がいました。彼女たちは自由自在に2か国語を操り、会議でもプレゼンテーションでも何も怯えることなどなく堂々と英語を話していました。 そんな中で、ある私の同僚の女性は、留学経験もなく普通に日本の公立の中高を卒業した人がいたのですが、彼女の英語は素晴らしく、他の帰国子女達には劣らない会話力の持ち主でした。 彼女は海外勤務の希望を出し、晴れてオーストラリア支店に勤務になったのですが、ある日私は彼女に何故そんなに英語が上手なのかを聞いてみました。
すると彼女は「中学1年の頃から毎朝NHKのラジオ英会話を聞いていた」と言いました。
それは彼女のお母様が半強制的に行っていたそうなのですが、朝の歯磨きの時や、朝食の時、とにかく朝学校に行くまでの時間毎日ラジオを聴く生活をしていたそうです。

最初のうちは、ただただラジオから流れる英語を丸暗記させられていたらしいのですが、中学校でも英語の授業が始まった頃だったので、自然と英語の文法と同時進行という形で英会話を学んでいったらしいです。
彼女が辿った英会話マスター法は、帰国子女達とは違う方法です。 自然に体得するというよりも、
それこそ「反復」の英語学習だったと思います。
彼女から聞いた話で未だに記憶に残っているのは、彼女がこれほどまで英語をマスターできたのは、「毎日英語を声に出していた」ということです。 ラジオ英会話や学校で学ぶ文法がルールだとしたら、それを自動化する反復練習を毎日少しでも行ったお陰で、英語を話すという反射神経が出来上がったんだと思います。

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